新井小学校
2010年08月19日
2009年11月06日
新井小学校 ミニ研修報告会
丹波市教育委員会「わかる・できる授業づくり事業」の指定校である,新井小学校ミニ研修報告会に参加してきた。6年生理科「電気の利用」の授業が公開された。
受付に教頭先生がおられ,参加者を歓迎されていた。今回,待合室,公開授業の教室,研究協議の会場と,校舎間を移動する必要があった。しかし,いたるところに案内が行き届いており,スムーズに移動ができた。授業者以外の職員も,研究会の実施に向けて,一丸となって取り組まれていることが伝わってきた。
理科の授業は,新学習指導要領の移行措置で扱う単元だった。つまり,参加者の誰も実践したことのない内容である。授業者は,太さの違うニクロム線を並列回路した教具を開発されていた。そして,どちらがよく発熱し,発砲スチロールが速くカットできるかを児童に考えさせた。テンポがよく,工夫されたよい授業だった。
印象的だったのは,机間指導のときに赤鉛筆を持ち,一人一人に言葉がけをしながら,児童のワークシートに赤鉛筆で印をつけられていたこと。児童の思考に寄り添った丁寧な指導をされている。この行為は,児童にとって「先生が自分の言葉を認めてくれた」と安心することにつながるといえる。そして,自分の考えを発表する際の自信にもつながる。さらに,授業者は一人一人の思考が把握できる。その後の発表では,少数意見から発表させていた。これは机間指導の成果である。
研究協議は,参加型の形式で行われた。24名が1つの模造紙を囲み,付箋紙に記入した意見を貼り付けていった。おそらく,普段の授業研究会でもこのような取り組みがされているのだろう。
研究発表会の開催に向けて,学校が一つにまとまった様子がよく伝わってきた。大変勉強になった。
受付に教頭先生がおられ,参加者を歓迎されていた。今回,待合室,公開授業の教室,研究協議の会場と,校舎間を移動する必要があった。しかし,いたるところに案内が行き届いており,スムーズに移動ができた。授業者以外の職員も,研究会の実施に向けて,一丸となって取り組まれていることが伝わってきた。
理科の授業は,新学習指導要領の移行措置で扱う単元だった。つまり,参加者の誰も実践したことのない内容である。授業者は,太さの違うニクロム線を並列回路した教具を開発されていた。そして,どちらがよく発熱し,発砲スチロールが速くカットできるかを児童に考えさせた。テンポがよく,工夫されたよい授業だった。
印象的だったのは,机間指導のときに赤鉛筆を持ち,一人一人に言葉がけをしながら,児童のワークシートに赤鉛筆で印をつけられていたこと。児童の思考に寄り添った丁寧な指導をされている。この行為は,児童にとって「先生が自分の言葉を認めてくれた」と安心することにつながるといえる。そして,自分の考えを発表する際の自信にもつながる。さらに,授業者は一人一人の思考が把握できる。その後の発表では,少数意見から発表させていた。これは机間指導の成果である。
研究協議は,参加型の形式で行われた。24名が1つの模造紙を囲み,付箋紙に記入した意見を貼り付けていった。おそらく,普段の授業研究会でもこのような取り組みがされているのだろう。
研究発表会の開催に向けて,学校が一つにまとまった様子がよく伝わってきた。大変勉強になった。