学校朝会
2010年11月09日
学校朝会で「空気と水のじっけん」をした
学校朝会の年間計画で「理科」という時間をいただいていたので、全校生の前で話をした。絵本の読み聞かせと理科実験の融合に挑戦した。
絵本は、仮説実験授業で有名な板倉聖宣先生の『空気と水のじっけん』。絵本を読みながらクイズと実験を2つした。話の流れは仮説実験授業の授業書とよく似ている。
たとえば、問題1は「コップと水槽があります。このコップをさかさにして、まっすぐ水の中に入れると、コップの中には水がはいるでしょうか。」で、予想は「ア:コップの中には、水が入る。イ:コップの中には、水が入らない。ウ:コップの中には、水が半分くらい入る。」から1つを選ぶという展開である。
絵本は、あらかじめスキャナーでパソコンに取り込んでおき、プロジェクターで大きくして見せた。実験は、書画カメラで手元を大きく拡大して見せた。
感想を聞くと、4年生の児童の反応がよかった。現在、理科で「水と空気」を学習しているのだろう。
今頃、各家庭のお風呂で、洗面器を逆さにして水に沈めたり、それを水の中から引っぱりあげたりしている児童がいると、学校朝会は成功したといえよう。
参考図書 板倉聖宣『空気と水のじっけん』仮説社,2009年