チャート

2008年11月23日

湯舟へ日役3

マムシグサ今日は国領3・4区の日役(ひやく)に行った。目的は湯舟という区有林の境を確認すること。場所は長谷大池の南側、山でいうと中央分水界の譲葉山と奥山の間である。国領では、日役は山行きともいい、山の下草刈りや枝打ち、間伐などの作業が多い。日役には、各戸から1名ずつ参加義務があり、不参加だと罰金を払わなければならない。
登り始めると、杉の植林になり、植生が単調でおもしろみが全然無かった。その中で目立っていたのはマムシグサの赤い果実である。これは栄養状態によって性転換が起こる雌雄異株の植物である。
サトイモ科テンナンショウ属 マムシグサ A.japonicum 
<蝮草>偽茎のまだら模様から連想したもの。筒状の葉鞘が重なって花茎を抱き、茎のように見える部分を偽茎という。湿った林内に生える多年草。偽茎には紫褐色の斑点がある。葉は2個つき、小葉は7〜15個。仏炎苞は淡緑色〜淡紫色で白いすじがあり、舷部は長くのびる。花序の付属体は直径6〜7mm。花期 4〜6月。分布 本(関東地方以西)、四、九。
林弥栄、平野隆久、『山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花』、山と渓谷社、1989、pp.458-459
赤チャート地質はチャートで所々大きな一枚岩が切り出しており、足下には写真のような赤チャートがゴロゴロしている。
標高220mから出発して、頂上が標高420mである。たった200mの登山であるが、30代から60代までの10名がメンバーなので、ペースはかなりゆっくりで休憩も多い。だから体が冷えて寒かった。
50年前に先人が植えられた杉は大きく育っていた。しかし、苗を植えた人はもういない。だから何十年に一度は村の山があることを自分たちの目で確かめ、私有林との境を確認しないといけない。今回登山したメンバーは、私を含めあまり山を知らない人たちなのである。
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林務委員さんが先導され、尾根についた。このあたりは赤松の林で松茸が出そうな雰囲気である。雑木もたくさんあり、落ち葉も積もっている。気持ちよく歩くことができた。
しかし、現在地がなかなか確認できないようだった。そこで、私が携帯電話のGPSで現在地確認をした。これをするためには、通話圏内であることと、空の見通しがよいことが条件になる。無事、位置が確認でき、境も知ることができた。携帯電話のGPS機能はあまり活用したことがなかったが、今回はみんなの役に立つ有効なツールとして活躍した。

参考Webページ たぬきの山歩き「瓶割峠〜譲葉山〜珪石山」
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alby at 21:37|PermalinkComments(1)TrackBack(0)
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