研究推進
2012年12月02日
平成24年度全国学力・学習状況調査の課題を踏まえた学習指導等の改善・充実のポイント
兵庫県教育委員会
平成24年度全国学力・学習状況調査の課題を踏まえた学習指導等の改善・充実のポイント
http://www.hyogo-c.ed.jp/~gimu-bo/gakuryokutyousa/H24_gakuryokuleaflet.pdf
平成24年度全国学力・学習状況調査の課題を踏まえた学習指導等の改善・充実のポイント
http://www.hyogo-c.ed.jp/~gimu-bo/gakuryokutyousa/H24_gakuryokuleaflet.pdf
2012年11月12日
2012年10月22日
2012年08月28日
明石市教育研究所 「生きる力」を育む校内研究の在り方
明石市教育研究所の講座「『生きる力』を育む校内研究の在り方2」の講師をした。昨年は明石市支部の教研に声をかけていただいた。今年は明石市教育委員会に声をかけていただいた。
テーマは、「事後研究会への全員参加を促すワークショップ型研修の実際」。兵庫教育大学教職大学院授業実践リーダーコースでの研究をもとに、実際にワークショップを交えながら話をした。
講座修了後には、受講者の評価があった。講座の内容に1から4の点数がかかれていた。これまで講座の主催者として講座の内容を評価したことがあった。しかし、講師として数値評価されるのは今日が初めて。今後の生き方の参考になった。
テーマは、「事後研究会への全員参加を促すワークショップ型研修の実際」。兵庫教育大学教職大学院授業実践リーダーコースでの研究をもとに、実際にワークショップを交えながら話をした。
講座修了後には、受講者の評価があった。講座の内容に1から4の点数がかかれていた。これまで講座の主催者として講座の内容を評価したことがあった。しかし、講師として数値評価されるのは今日が初めて。今後の生き方の参考になった。
2012年03月17日
ミドル・リーダーのためのメンタリング・ハンドブックが完成
大阪教育大学で開催された、メンタリングハンドブックプロジェクト最終会議に参加した。内容は、メンタリングハンドブック開発の総括と今後の普及方法についての検討である。
このハンドブックは、公益財団法人パナソニック教育財団「平成23年度先導的実践研究助成」(「若手教師へのメンタリングを行うミドル・リーダーのためのハンドブックの開発」、研究代表者:島田希)により作成された。私は第8章を執筆した。
企業におけるメンタリングの事例を取り扱った書物は目にしたことがある。しかし、若手教師のメンタリングを扱った文献は少ない。今回のハンドブックは貴重な資料になるだろう。
近いうちに、パナソニック教育財団のWebページからハンドブックが閲覧できるようになる予定。
このハンドブックは、公益財団法人パナソニック教育財団「平成23年度先導的実践研究助成」(「若手教師へのメンタリングを行うミドル・リーダーのためのハンドブックの開発」、研究代表者:島田希)により作成された。私は第8章を執筆した。
企業におけるメンタリングの事例を取り扱った書物は目にしたことがある。しかし、若手教師のメンタリングを扱った文献は少ない。今回のハンドブックは貴重な資料になるだろう。
近いうちに、パナソニック教育財団のWebページからハンドブックが閲覧できるようになる予定。
2012年01月13日
丹波市小・中学校学力向上に係る研修会
氷上保健センターで開催された丹波市小・中学校学力向上に係る研修会に参加した。対象は、各校の管理職、研究推進担当者である。
はじめに、指導主事より「丹波市の学力の状況について」報告があった。全国学力・学習状況調査 の過去4年間の平均点を、全国、兵庫県、丹波市ごとにグラフ化し、小学校において授業改善が必要であるという説明を受けた。
市教委の提示する具体的な授業改善の視点は、次の2点である。
鴨庄小学校は、ノート指導に関する評価規準を設定し、ノートから子どもの伸びを見取り、個別支援や適切な指示・学びの評価を行う取組を発表した。
芦田小学校は、過去の教師が作成した「分かる喜び」授業プランを紹介し、45分中15分は練習問題をする時間を確保したことを伝えた。
青垣中学校は、7時間目を設定し、漢字・基礎計算・英単語を繰り返し学習するようにした結果、家庭学習や自主学習に積極的に取り組めるようになったことを報告した。
最後に、鳥取大学副学長の矢部敏昭先生が「確かな学力の定着を目指す算数・数学科の授業改善」という講演をされた。
はじめに、指導主事より「丹波市の学力の状況について」報告があった。全国学力・学習状況調査 の過去4年間の平均点を、全国、兵庫県、丹波市ごとにグラフ化し、小学校において授業改善が必要であるという説明を受けた。
市教委の提示する具体的な授業改善の視点は、次の2点である。
1 話し合う時間を短くし、練習問題に取り組む時間を増加させる。次に、「本校の学力向上の取組について」という実践発表が3本あった。
2 複数指導においては、同室複数指導よりも少人数指導を充実させる。
鴨庄小学校は、ノート指導に関する評価規準を設定し、ノートから子どもの伸びを見取り、個別支援や適切な指示・学びの評価を行う取組を発表した。
芦田小学校は、過去の教師が作成した「分かる喜び」授業プランを紹介し、45分中15分は練習問題をする時間を確保したことを伝えた。
青垣中学校は、7時間目を設定し、漢字・基礎計算・英単語を繰り返し学習するようにした結果、家庭学習や自主学習に積極的に取り組めるようになったことを報告した。
最後に、鳥取大学副学長の矢部敏昭先生が「確かな学力の定着を目指す算数・数学科の授業改善」という講演をされた。
日本にはナショナルカリキュラムがある。全国一律に教えている。しかし、学ぶ力に差がでるのは、子どもたちの学びが違うから。学び方が違うから差が出ている。授業の質を上げるためには、本時の目標の質を高めること。そのことが、学力向上に寄与するという話を聞いた。
2011年12月22日
2011年11月07日
授業研究 − ビデオによる事例研究
JAET2011で公開した5年生算数「面積」の授業ビデオをもとに,事例研究を行った。研究会当日は,4コマの授業を同時に行ったため,授業者同士で授業を見合う機会がなかった。
ビデオで授業を見た後,感想を自由に語り合った。まず,子どもの説明が上手だということが話題になった。平行四辺形や台形の面積は,「中央線」×「高さ」で求められる理由を,実に分かりやすく説明することができていた。
研究会の「授業者と語る会」では,「子どものICT活用が実にさりげなく多様である」と外部評価していたいたが,その根拠が次の理由であることがわかった。
ビデオでは,子どもがワークシートを実物投影機で映した際,(1)マグネットスクリーンにマジックペンで書き込みながら説明する,(2)手元の紙を移動させながら,動きで等積変形を説明する,(3)最初の図形をマジックペンで縁取りして固定し,手元の紙を移動させて面積が等しいことを説明するなど,自分が説明しやすいようにICT機器を自由に扱うことができていた。ICTを活用した子どもの表現力は,全国レベルに十分到達していると感じた。
授業者は,授業後の反省を詳細にまとめられていた。具体的には,事前,授業中,事後の児童の理解度や思考を分析されていた。本校のテーマである「集団の学びを個にいかす授業づくり」については,「友だちの考えを使ってわかった児童は,実はいない」「やりながらわかったという児童は,実は少ない」と報告された。これは,研究の仮説を裏返す結論となりそうだ。詳細な分析を進めたい。
何よりすばらしいのは,単元の見通しと振り返りができるワークシートである。一人ひとりが学習を通した心の動きを表現し,教師がそれに応じてびっしりと赤ペンでコメントをしている。教師とのコメントのやりとりがおもしろいと感じる児童が多くいたと聞いた。学校長は,すべての授業でこのような細かい赤ペン指導はできないが,普段のノート指導を充実させてほしいと指導された。
ビデオを活用した校内研修は初めて試みたが,充実した内容になった。自宅に帰ってからも余韻に浸りながら『授業研究入門』を読み返した。
ビデオで授業を見た後,感想を自由に語り合った。まず,子どもの説明が上手だということが話題になった。平行四辺形や台形の面積は,「中央線」×「高さ」で求められる理由を,実に分かりやすく説明することができていた。
研究会の「授業者と語る会」では,「子どものICT活用が実にさりげなく多様である」と外部評価していたいたが,その根拠が次の理由であることがわかった。
ビデオでは,子どもがワークシートを実物投影機で映した際,(1)マグネットスクリーンにマジックペンで書き込みながら説明する,(2)手元の紙を移動させながら,動きで等積変形を説明する,(3)最初の図形をマジックペンで縁取りして固定し,手元の紙を移動させて面積が等しいことを説明するなど,自分が説明しやすいようにICT機器を自由に扱うことができていた。ICTを活用した子どもの表現力は,全国レベルに十分到達していると感じた。
授業者は,授業後の反省を詳細にまとめられていた。具体的には,事前,授業中,事後の児童の理解度や思考を分析されていた。本校のテーマである「集団の学びを個にいかす授業づくり」については,「友だちの考えを使ってわかった児童は,実はいない」「やりながらわかったという児童は,実は少ない」と報告された。これは,研究の仮説を裏返す結論となりそうだ。詳細な分析を進めたい。
何よりすばらしいのは,単元の見通しと振り返りができるワークシートである。一人ひとりが学習を通した心の動きを表現し,教師がそれに応じてびっしりと赤ペンでコメントをしている。教師とのコメントのやりとりがおもしろいと感じる児童が多くいたと聞いた。学校長は,すべての授業でこのような細かい赤ペン指導はできないが,普段のノート指導を充実させてほしいと指導された。
ビデオを活用した校内研修は初めて試みたが,充実した内容になった。自宅に帰ってからも余韻に浸りながら『授業研究入門』を読み返した。
授業を自分で記録し,授業ふり返る糧とするとともに,研究会でその記録を報告し,ビデオに即して一緒に検討する手がかりとしている教師もふえている。(中略)
ビデオは,一人ひとりの教師にとって,自分の実践をふり返る鏡であり,それを同僚と一緒に見ることによって,学びあうことができる利器である。そして,そこで得た反省,自戒が成長の糧とされるのである。
稲垣忠彦・佐藤学 (1996) 授業研究入門,岩波書店,pp.198-199
2011年09月16日
2011年08月01日
研修デー
今日も研修。指導案の修正に、授業を語る会のポスター検討。
1日中パソコンに向かっていたので、肘が痛くなった。
ところで、全国大会に向けた新井小のページができた。
第37回全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET2011)公開授業校 丹波市立新井小学校
http://edu.city.tamba.hyogo.jp/nii-es/2011HP/jaet/jaettop.html
1日中パソコンに向かっていたので、肘が痛くなった。
ところで、全国大会に向けた新井小のページができた。
第37回全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET2011)公開授業校 丹波市立新井小学校
http://edu.city.tamba.hyogo.jp/nii-es/2011HP/jaet/jaettop.html