2016年11月13日

イスタンブールを愛した人々

2冊目は、松谷浩尚『イスタンブールを愛した人々』中公新書、1998年。

こちらの本は、イスタンブールにゆかりのある有名人が紹介されている。イスタンブール在留邦人にとって、興味深い内容になっている。巻末の参考文献一覧が大変充実している。

ガイドブックを片手に観光地を訪れることがあるが、そこで「なぜ?」と感じたことのいくつかが解決できた。

例えば、ナイチンゲールがクリミア戦争の本拠地として使用していたのは、アジア側の高台にあるセリミイェ兵舎であることがわかった。

また、日本人学校は、2012年、耐震補強工事のために、在イスタンブール旧総領事館事務所に一時移転していたことがある。タクシムにあるこの歴史的建造物は、1928年に臨時代理大使だった芦田均(のちの総理大臣)が購入したものであることを知った。

芦田均は、福知山市出身で、旧制兵庫県立柏原中学校(現在の柏原高校)の卒業生である。同郷の偉人がイスタンブールや、今の私の仕事や生活に少なからず縁があったことを知った喜びは大きい。

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alby at 23:45│Comments(0)TrackBack(0)トルコ 

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