2011年03月08日
ファシリテーション・グラフィック
先日の学校評議委員会で、評議員さんが「児童の自尊感情を高め、表現力を育成するために『ファシリテーション・グラフィック』を取り入れられては?」という助言があった。「ファシリテーション」は知っていても、「ファシリテーション・グラフィック」という言葉は知らなかった。勉強してみようと思った。
そこで以下の書籍を購入した。
堀公俊・加藤彰『ファシリテーション・グラフィック 議論を「見える化」する技法』日本経済新聞出版社、2006年
ファシリテーション・グラフィックとは、議論の内容を、ホワイトボードや模造紙などに文字や図形を使って分かりやすく表現し、「議論を描く」ことである。
なんだ、板書のことかと思った。最近、校内研修でワークショップをデザインする機会が多い。ワークショップのアウトプットである模造紙やワークシートなどの成果物をイメージする際に、このファシリテーション・グラフィックは役立つと感じた。もちろん、普段の板書にも充分役立つ要素が満載の書籍だった。