
今回のICT活用のポイントは、(1)実験方法を説明する際、実物の器具を大きく提示してポイントを確認すること、(2)NHKデジタル教材で発展的な内容を見せ、今後のものづくりにつなげること、の2点である。
(1)については、電流計を大きく映し、目盛の読み方や端子のつなぎ方を指導する場面で有効である。
(2)については、実社会で利用されている強力な電磁石の具体例(廃棄物処理場のクレーン)を示し、日常生活と理科の学習をつなげるために有効である。
こだわりたいポイントは、理科における言語活動の充実を図るために、実験結果を考察し結論を得る場面。「どの班の結果でもいえることは?」という発問で、結果を一般化させる支援を行いたい。