インゲンマメの種子は,前日から水につけてふやかしておく.こうすると皮がむきやすい.種子は水を吸って1.5倍くらいふくらむ.乾燥種子と比較させたが,子どもたちは同じ種子であることになかなか気づくことができなかった.中には大きい方がインゲンマメで小さいほうは小豆だという子もいた.
一人ひとりに種子を配り,皮をむいて,割って内部を観察させる.OHCで断面を大きくしてみせる.一人一粒と実物投影のコンビネーションにより,子どもたちは詳しく観察して気づきをたくさん発表することができた.
粉末のデンプン(カタクリ粉)は,すぐに反応が出るので演示すると,「おぉ!」と歓声があがった.しかし,種子は反応が出るまで10分はかかる.そのため,待っている間に学校放送番組を視聴.視聴後,番組通りの実験結果が出たので子どもたちも満足していた.今日はなかなかよい授業ができた.お互いに楽しむことができた.