2008年09月19日

個に応じた宿題の出し方 3

小5算数「小数×小数」の単元で、宿題の出し方を工夫している。B4版で表面が基本問題、裏面が発展問題とし、児童は基本・発展を自由に選択し、どちらか片面を提出すればよいという試みを行っている。

基本問題は、原田善造(2002),改訂版くりかえし算数練習プリント5年生,喜楽研を、発展問題は、原田善造(2005),どの子にもハイレベルな力がつく算数プリント発展問題小学5年生,喜楽研を使用した。

これは、どの子にも一律の宿題を与えるのではなく、基礎をじっくり固めたいと思う子には基本問題を、さらに難しい問題にチャレンジしたいと思う子には発展問題を与え、それぞれの希望に応じた学習を保障したいという願いから取り組みを進めている。

取り組みから2週間たった今日、新たな課題が浮かび上がった。一人ひとりが基本・発展のどちらを選択し、それがどの程度定着しているのかを表にまとめていると、こちらが予想していなかったことが見えてきた。それは、教師が基本問題を選択してほしいと願っている児童ほど発展問題を好んで選択し、そしてよく間違っているとう事実である。

数名に基本・発展の選択をどのようにしているのかを面接調査した。すると、「ぼくは勉強がきらいだから、問題数の少ないほうを選んでいる」とか、「私は早く終わりそうなほうを選んでいる」と答えが返ってきた。なるほど、確かに発展問題のほうは難易度が高い分、問題数が少ない。

そこで、本日から、基本・発展の問題数をそろえ、見た目の量が同じようなプリントを作成するようにした。後、3回で単元は終了するが、児童の宿題に対する意識がどのように変容するのか、調査を継続したい。

alby at 12:22コメント(0)トラックバック(0) | 教育の話題一般   mixiチェック

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