2011年11月
2011年11月30日
ICT絆プロジェクト事業 合同公開授業研究会

まず,5年生社会の授業を参観した。内容は兵庫県でいう防災教育で,緊急地震速報を取り扱っていた。
授業開始前には,一人一台のタブレットPCで漢字ドリルの学習をしていた。専用ペンで画面に直接書き込みをしていた。
また,授業中,児童はタブレットPCで,インターネットの動画を見たり,ワークシートに書き込みをしたりしていた。
授業者の汐留先生は,放送教育の研究会でご一緒させていただいたことがある。映像を見せたあと,「どの県の話でしたか」と発問し,それに対して子どもがすぐに答えていた。日頃から,資料から必要な情報を取り出すトレーニングが積み重ねられていると感じた。
授業後は,体育館でポスターセッション。大勢の先生がポスターの前に立たれてこれまでの取り組みを説明されていた。学校全体で授業研究に取り組まれていることが感じ取れた。
その後,松浦先生の研究発表を聞いた。隣の守口市立三郷小学校と連携して研究を進める「小小連携」という言葉が斬新だった。
2011年11月29日
丹波市教育委員会 第5回教師力スキルアップセミナー

今日の講師は,大阪大谷大学教授小西豊文先生。小西先生の最近の書籍『小学校算数 授業力をみがく 実践編 〜達人から学ぶ算数道場』(2011)の内容が,主な講演内容だった。
「算数的活動」を明確にしましょう,取り扱う数・量・図形を吟味しましょう,子どものつぶやきを拾って捲きましょう,など,具体的な話を聞くことができた。
2011年11月28日
かげのでき方と太陽の動き ビデオ研修会

一言でいえば,おもしろい。ICT活用をテーマに授業を構成したが,実際の授業では子どもの既知をどのように崩していくのか,論理的な思考をどのように育てていくのかがテーマになると思った。
本時は,前時の実験結果をもとに,考察を言語化する場面である。実験結果とは,午前10時,正午,午後2時のかげの位置を記録したシートである。
実験結果を発表させた後,「かげが動くのはどうしてだろう」という発問をした。そのときに,「地球が動くから」という発言をした児童が複数いた。
実験結果からは「太陽が動くから」が自然な思考で,「地球が動く」というのは飛躍的な思考になる。実際に「地球が動く」と答えた児童は,図鑑や何かからの知識でそのことを知っているだけで,今回の実験結果と絡めて説明できないだろう。
研究授業では,分刻みで次々と活動を展開していったので,「地球が動く」といった子どもに「今回の課題や実験結果から説明できる?」といった切り返しができていなかった。緊張してゆとりがなかったのだろう。
しかし,定点観測により,太陽やかげが時間と共に動く映像を見せたり,話し合ったりすることで,「地球が動く」と言っていた児童も「太陽が動く」という思考も受け入れていた。
児童のつぶやきや発表が多かったので,一人ひとりの知識や思考が授業前と授業後でどのように変化したのかがわかりやすいビデオになっていた。
ビデオ視聴後は,児童が学習の見通しを持つねらいの作り方,児童の思考が残るノート指導の仕方について協議を深めた。
2011年11月26日
国領の日役

私たちは,5人で写真の急斜面を任された。足場がかなり悪い。のこぎりやなたで雑木や竹を切っていった。
休憩が多いので,休憩中は『検索入門 樹木』を読んで,伐採した木を分類していた。弟が「日役で本を読んどん人は知らんわ」とあきれていた。今日伐採した植物で,一番きれいだったのはムラサキシキブ。葉が黄葉し,紫色の果実が美しい。
ムラサキシキブ Callicarpa japonica (クマツヅラ科)『検索入門 樹木』は,1と2があり,セットで使用する。葉の形から樹木が分類できて,同定に便利な一冊。おすすめ。
直径3mmほどの球形で紫色をした果実が実り,和名は,その優雅な果実の姿を,紫式部の名を借りて表現したものという説がある。庭などに植栽される,よく似たコムラサキは,葉の長さが3〜7cmと小さく,鋸歯が葉の上半分につくことで区別できる。
濱野周泰『原寸図鑑 葉っぱでおぼえる樹木』柏書房,2005年,p.303
2011年11月24日
丹波の農業再発見教室

講師は、HopeFarm小橋の小橋季敏さんと、Gnome Filedsの平松稔久さん。篠山土地改良事務所の方や丹波市役所産業経済部農業振興課の方も来られた。
主に米作りや田んぼの生態、有機農法、丹波市の特産物の栽培について話をしていただいた。子どもたちが農業に関心を持つ貴重な機会になった。
2011年11月22日
うんこの日
今日はうんこの日だった。うんこに関する案件が3件あった。
一つめは、社会。いちじまの有機農業を勉強した。資料集に書かれている鳥の堆肥の話から、昔の便所の話に発展した。私の子どものころは「こえもち」をして、畑に人糞をまいていた。江戸時代では、人糞が肥料として高く買われていたという話もした。水洗式のトイレしか知らない子どもにはショックな内容だったよう。
二つ目は、運動場にうんこが落ちていた。動物のうんこのようだった。じょうれんで取り、あかつき山に埋めた。業間休みに子どもたちは、うんこを避けてサッカーをしていたらしい。
三つ目は、男子トイレが汚れていた。さっき、仕事から帰る前にきれいにしてきた。
今日はこれで終わりだろう。
一つめは、社会。いちじまの有機農業を勉強した。資料集に書かれている鳥の堆肥の話から、昔の便所の話に発展した。私の子どものころは「こえもち」をして、畑に人糞をまいていた。江戸時代では、人糞が肥料として高く買われていたという話もした。水洗式のトイレしか知らない子どもにはショックな内容だったよう。
二つ目は、運動場にうんこが落ちていた。動物のうんこのようだった。じょうれんで取り、あかつき山に埋めた。業間休みに子どもたちは、うんこを避けてサッカーをしていたらしい。
三つ目は、男子トイレが汚れていた。さっき、仕事から帰る前にきれいにしてきた。
今日はこれで終わりだろう。