みエルモん
2010年12月03日
「かけるもん」を活用した模擬授業
6年生算数「立体」の模擬授業をした。L字型の立体の求積について多様な考えを発表させる場面。準備されたICT機器は、書画カメラ(みエルモん)、プロジェクター、天吊りのスクリーン。マグネットスクリーンは、板書が狭くなるという理由で採用されなかった。
授業者は、小さなホワイトボードを人数分用意して、そこに考え方を記述させた。そして、それを書画カメラで大きく映して発表させた。児童役をやって感じたのは、ホワイトボードに書くとなんだか発表したくなる気分になったこと。ノートやワークシートに書くよりも、前に出て説明したくなる気持ちになった。
ところで、小さなホワイトボードを書画カメラで撮影すると、天井の蛍光灯が写り込み、非常に見にくい。そこで、付属の「反射防止シート」をボードの上に置くと見やすくなることを伝えた。
模擬授業では、「縦に切る」や「横に切る」などの意見が出された。一通り考え方を発表した後、実際に立体の体積を計算した。ここでよくあるつまずきは、縦、横、高さの長さがわからず、立式できないということ。
今回、この問題を解決するために「かけるもん」を活用した。まず、ワイヤレスペンタブレットで、注目させたい一辺を赤色で示す。次に「この辺は何cmですか」と発問する。そして、答えを「5cm」というように書き込む。こうすると、どの児童も立式できるようになる。
来週月曜日は、本校で初めて「かけるもん」が登場する研究授業が行われる。成功を期待したい。
2010年11月22日
「みエルモん」に「かけるもん」を接続
エルモ社の書画カメラL-1ex(みエルモん)に接続するワイヤレス・ペンタブレット(かけるもん)が、11月10日に発表された。早速試用してみる。
まず、付属のImage Mate Accentをパソコンにインストールする。以前のバージョンと比べて随分インターフェイスが改良されており、使いやすい仕上がりになっていた。これは使えそう。
次に、かけるもんに、バッテリーを入れ、電源を入れる。青いランプが点滅し、うまく接続できなかった。エルモ社にと問い合わせると、バッテリーが充電さていないよう。使用する際は、USBケーブルで接続し、4時間ほど充電しておく必要があるらしい。
説明書が詳しくないので、接続に戸惑った。しかし、無事ワイヤレス接続ができた。今日、クラスで使ったのは、連絡帳書き。教室の裏から、書いてみた。画面を見ながら書くので、遠くから書き込みをするのは難しいことがわかった。子どもたちは、自由にお絵かきをして楽しんでいた。授業での活用方法を考えてみたい。