おばあちゃんの太平洋戦争
丹波新聞の「戦争体験、絵本で伝える 春日の義積さん 少女期の思いを子供目線で」(2020年6月6日)で紹介されていた絵本『おばあちゃんの太平洋戦争』を読んだ。

私が小学生のとき、祖母が教育勅語を暗記しているのを知って「おばあちゃん、そんな長い文章を覚えてすごいなぁ」と思ったことがあった。この絵本では、国民学校に入学すると、「先ず教育勅語を暗記する」が書かれていた。祖母が教育勅語をスラスラ言えていた理由がわかった。

「イナゴのだしで野菜の雑炊」のくだりでは、祖父(かやじい)がイナゴを竹串に挿して醤油をつけて焼いてくれたことを思い出した。現代では昆虫食というが、戦時中は普通に食べられていたようだ。

『おばあちゃんの太平洋戦争』は、子供のころに聞いた祖父母の戦争体験を思い出すよい絵本だった。

ところで、コロナの影響で、今年の8月6日は授業日になる。原爆の話とともに、この絵本も読み聞かせをして、平和を考える日としたい。

義積喜美子(2020)『おばあちゃんの太平洋戦争』藤本印刷