2012年10月25日

広島に修学旅行

千羽鶴
6年生児童を引率して,広島に修学旅行。貸切バスを利用。

行きのバスでは,ガイドさんにクイズ「私はだれでしょう」をしてもらった。メモ用紙に,各自が(1)長所,(2)好きな教科,(3)好きな食べ物,(4)兄弟,(5)名前,を記入。それを回収して,ガイドさんが読み上げ,誰かというのを当てるというゲーム。

子どもの長所や好きな教科などの質問項目は,担任として気になるところ。理科や社会が好きだという子が多く,兵庫型教科担任制の成果が出ていると感じた。自分の長所が書けない子が数名いたので,卒業に向けて自尊感情を高める指導が必要と感じた。

広島では,負の世界遺産である原爆ドームを見た。子どもたちは「思ったより大きい」と言っていた。実物を見るのは大切なことである。

貞子の像
貞子の像の前で平和セレモニーを行った。修学旅行生が大変多く,4校待ちの混雑ぶりだった。今日は佐々木貞子さんの命日である。行列を作って待っている間,各学校の平和セレモニーを横目で見た。セレモニーを見ると,学校や学級の特徴がよく分かる。

本校は歌で勝負。アカペラの2部合唱が見事成功した。子どもたちのがんばりに感動した。歴代の音楽担当者に感謝。

原廣司さんの講演
その後,平和記念資料館に入る。今年も被爆体験の講師を原廣司さんにお願いした。原さんの話は大変分かりやすい。話を聞いているうちに,子どもたちの顔つきが引き締まってくる。広島でしかできない貴重な体験である。本物の体験である。講演の最後は,次の詩で締めくくられた。
平和とは人の命を守ること,
人の命を守ることは,平和を守ること,
戦争は人の命をうばい悲しみ苦しみをあたえ,不幸にするもの。
広島で聞いたこと,見たことを,自らの胸に納めるだけではだめである。広島で聞いたこと,見たことを,多くの人に伝えてほしいというメッセージをいただいた。11月に行う修学旅行の報告会につなげたい。

alby at 23:24コメント(0)トラックバック(0)教育の話題一般   mixiチェック

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