2012年01月08日

祝 成人

西小同窓会2003年に西小学校で6年生を担任していた子どもたち(?)が,成人した。夕方,氷上町の案山子で同窓会があり,招待してもらった。当時担任していた22名が全員出席し,クラスのまとまりの良さを再確認した。

幹事がとてもしっかりしていて,「先生,名前と顔が一致しないでしょう」といいながら,その場で作成した出席番号順の名簿を渡してくれた。乾杯の際の席も,当時の出席番号順だったので驚いた。

特徴的だったのは,親も同じ居酒屋の別室に集まっていたこと。母親たちがとても幸せそうに子どもの成長を祝っていた。

同窓会では,一人ずつ自己紹介があった。かわいくなっている女の子にすかさず「彼氏はいるんですか?」という定番の質問も飛び出した。酔った勢いで「小学校とき,あんたのこと好きやったんやで!」という告白も。大いに盛り上がっていた。

進学先や就職先を聞くと,優秀な子どもが集まっていたことに改めて気づいた。国公立大学7名,私立大学4名,短大2名など,小学校の1クラスの半数以上が大学に進学していることがわかった。

一方,就職した子も,有名ゴルフクラブ,JA,保育園,食品会社などで活躍しているようで頼もしかった。中には「フリーターです」という子もいた。就職難の時代だが,よい仕事に出会えることを期待したい。結婚して娘がいる子もいた。若い母親としてがんばってもらいたい。

1年生から6年生までの歴代担任も出席していた。一人ずつあいさつをした。担任紹介のときに「ブランコで遊んでいて,むっちゃ怒られた○○先生」「学校で一番怖かった○○先生」「下敷きを割っただけで,激高した○○先生」というように,こちらが覚えていないようなエピソードを紹介された。どの担任も何をいわれるのかドキドキしながら,スピーチの順を待った。

子どもが印象に残っていたのは,水泳勝負のことらしい。「クロール25mで子どもが勝ったので,宿題がなしになってうれしかった」「みんな,泳いでいる子を必死で応援した」という話を聞いた。そのとき,私は競泳用のブーメランパンツで勝負に望んでいたようだ。

今年担任している3年生児童にも負けたし,恥ずかしいからもう子どもと勝負するのはやめようと思った。

教えた子が,全員大きく成長したこと実感した幸せな時間だった。教師をやっていてよかった。

alby at 23:37コメント(0)トラックバック(0)  mixiチェック

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