3年生では、社会科といきいき(総合的な学習の時間)を利用して「昔から伝わる行事」を調べています。今日は、兵庫県伝承民族芸能文化協会丹波柏原神事芸能保存会理事長の本庄柏声さんを講師に招き、柏原町に昔からのこっている行事やまつりについての話を聞きました。

本庄さんは、柏原八幡神社で行われる「かけ餅神事」を500年ぶりに復活させられたことで有名です。

柏原地域に伝わる祭りや行事は、(1)厄神さん、(2)大新屋新法師踊り(おおにやしんぽちおどり)、(3)どんど祭りなどがあります。

(1)の厄神さんでは、毎年2月17日に柏原八幡神社境内で行われる「青山祭壇の儀」が有名です。本庄さんが復活させた「かけ餅神事」は、1月3日に行われます。「ヤットコ ドッコイ」の唄に合わせて、年男や厄男が餅をつきます。12か月を表す餅を12個作り、それを小判型にして縄につるし、社殿の格子に掛けます。最近では、お孫さんも踊り手を務めています。

(2)大新屋新法師踊りは、毎年10月の第2土曜日に新井神社で行われます。新法師とは、僧になりたての人のことをいいます。法師を中心にして、トン トン トン パカ トン パカパという16拍子に合わせて踊ります。新法師踊りは、五穀豊穣、雨乞いの願いが込められています。

(3)とんど祭りは、1月15日に大新屋高灯篭の前で盛大に行われていました。お正月のしめ縄を集めて焼き、無病息災を祈っていました。昔はわらの灰で焼き芋を作って食べていたそうです。

本庄さんには、昔の地域の様子も聞かせていただきました。例えば、お風呂は毎日沸かさずに、近所の家で交代して沸かしていました。日によって違う家でお風呂に入り、しばらく雑談してから帰ったということです。近所同士で仲良くなれたので、いざというときはすぐに助け合うことができたと言われていました。

本庄さんには、お忙しいところ3年生のために昔のお話をしていただき、感謝しております。