2010年11月13日
ひょうご教育フェスティバル 1日目
兵庫県立武道館で,ひょうご教育フェスティバルが開催された。全体会の記念講演はプロ野球解説者の金村義明さん。午後から明日にかけては,分科会という日程。
私は理科教育分科会の司会をした。リポートは6本だった。例年11本のレポートが提出されるので,今年は少ないといえる。
1 姫路
細胞観察について 酢酸ダーリア染色−押しつぶし法による細胞観察−
2 三美
科学的思考力の育成をめざした学習プログラム −科学的思考力の育成の方法−
3 西宮
身近な大地の歴史を調べよう −西宮市山口町船坂周辺の地質とその教材化−
酢酸ダーリア染色したタマネギの体細胞の写真を見ると,見事に染色体が観察できた。兵庫教育大学教授の庭瀬先生からは,「実験が簡単にできると観察に時間がかけられる。細胞がしっかりと観察できると,断片的な情報から体細胞分裂の過程を考察できるようになる。これはスプリング8の資料解析と似ている」と評価されていた。
兵庫県下から理科教育の専門知識を持った教師が集まる熱心な会になった。