2010年05月02日

個に応じた漢字プリントの作成

リターンマッチ
3年ぶりに株式会社日本標準のテストを採択した。前任校では日本標準を採択されている先生が多かったが、現任校では少数派である。

国語では、「2年生で習った漢字」という復習テストをした。これをするために、学習プリントがたくさん入っている「銀ROM2010」から2年生の漢字プリント8枚を出力し、事前に1週間かけて宿題として学習させていた。

さすがに、間違っているところは直しをさせたので、全体として2年生の漢字は定着しているといえる。しかし、個別にみるとまだまだ漢字が十分に書けるとはいえない児童もいる。

そこで、金ROM2010に個別の結果を設問別○×入力する。設問別○×入力とは、一問ずつ結果を入力するという方法である。これは、ほとんどの先生がされている「A話すこと・聞くこと」「B書くこと」「C読むこと」という領域ごと得点を入力する「観点別得点入力」と違って、少し面倒くさい。

しかし、金ROM2010にはテスト問題があらかじめ入力されているので、設問別○×入力をすると、個別の「リターンマッチ」の出力が可能になる。「リターンマッチ」とは、個人の間違った漢字を集め直したプリントである。間違いがない子には「漢字王ライセンス」という表彰が出力される。
漢字王ライセンス


間違いが多い児童には2枚も3枚も「漢字リターンマッチ」が出力される。漢字リターンマッチは、児童にとってみれば、全部間違っている漢字が出題されている地獄のようなプリントかもしれない。

このリターンマッチを利用して、個別に漢字を指導する。間違っている字だけを指導できるので、指導効率は格段に向上する。このリターンマッチは算数にもある機能なので、金ROMを使われている先生はぜひ活用してほしい。

alby at 13:54コメント(0)トラックバック(0)情報教育   mixiチェック

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