2005年11月22日
西小4年生算数授業研究
婦木先生と三原先生による同室複数授業を公開していただいた。2名は先月、新学習システム関係で授業を公開されている。毎月指導案を書かれて授業公開されているのには頭が下がる。
さて、今回の授業は大変念入りに準備された。プレテストによる個の実態把握。T1T2の役割分担と打ち合わせ。ヒントカード、座席表によるチェックリスト、ノート指導など。これまでの研修をきちっとふまえた提案授業をしていただいた。
事後研は、前回に続きワークショップ形式で行った。2回目なので、「またか…めんどうくさいなぁ」という声が出ると思っていたが、終わってみると前回以上によい反応が返ってきた。また、参加された先生方も短い時間で内容の濃い議論ができるようになった。
今回のワークショップで私が整理したのは、ねらいを達成させるための「焦点化」の方法。本当は複数指導について協議する予定だったが、ワークショップを進めるうちに、参加者が「焦点化」について興味を持っていると感じたので、それを柔軟にとりあげることにした。
詳しい流れをPDFでまとめたので、興味のある方は参照していただきたい。
11月22日 西小4年生算数ワークショップ事後研
さて、今回の授業は大変念入りに準備された。プレテストによる個の実態把握。T1T2の役割分担と打ち合わせ。ヒントカード、座席表によるチェックリスト、ノート指導など。これまでの研修をきちっとふまえた提案授業をしていただいた。
事後研は、前回に続きワークショップ形式で行った。2回目なので、「またか…めんどうくさいなぁ」という声が出ると思っていたが、終わってみると前回以上によい反応が返ってきた。また、参加された先生方も短い時間で内容の濃い議論ができるようになった。
今回のワークショップで私が整理したのは、ねらいを達成させるための「焦点化」の方法。本当は複数指導について協議する予定だったが、ワークショップを進めるうちに、参加者が「焦点化」について興味を持っていると感じたので、それを柔軟にとりあげることにした。
1 机間巡視で発表させる子を絞るワークショップを行うと、一人ひとりが順番に発言していた事後研と比べ、数倍のよい意見が出される。ボーとする時間もなく、管理職を含む全員が意欲的に協議に参加できる。教師それぞれ焦点化のアプローチは違うが、お互いの手法のよいところを出し合い、学校として共通した方法を整理することができたので、参加者はみな満足していたと思う。私個人はベテランの先生方の優れた手法を聞くだけで十分研修になった。
・子どもの考えをあらかじめ予測したチェックリストですばやく個を把握する。
・児童の思考と発表順に関するT1・T2の打ち合わせ。
2 小黒板を使って子どもの考えを発表させる
・式と答えだけを短く書き、考えは言葉で説明させる。
・本時のねらいにせまるために必要な数だけの意見を出させる。
3 子どもどうしの話し合い
・投げかけ、ゆさぶり 「この意見についてはどうかな?」
4 ねらいをまとめる
・ねらいを達成させるための発言をほめる・認める
詳しい流れをPDFでまとめたので、興味のある方は参照していただきたい。
11月22日 西小4年生算数ワークショップ事後研