2005年09月26日

専科事前研修 2

10月17日に行う理科の事前研修を行った。3年生理科の昆虫の単元で授業を行う予定である。子どもたちはモンシロチョウが卵→幼虫→さなぎ→成虫と大きくなることは知っているが、他の昆虫の成長のようすは知らない。そこで、子どもたちが捕まえてきた昆虫がどのような成長をするのか大日本図書の「おおきくなあれ」を使って調べ、ショウリョウバッタのように卵→幼虫→成虫と成長する昆虫もいることに気づかせるのがねらいである。
チョウとバッタを比較し、成長の違いについて考察するという「科学的思考」力の育成をねらったつもりだが、職員の中から「知識・理解」の観点なのでは?と疑問視する声もあがった。指導案ももう一つ細かいところまで練り上げられていなかったので、発問や板書を明記した細案を用意して授業に望もうと思った。

alby at 22:59コメント(3)トラックバック(0)理科教育   mixiチェック

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コメント一覧

1. Posted by hori   2005年09月27日 12:15
科学的思考力を育てるには、ある程度の知識・理解がどの子にも十分定着していないと難しいと思います。今回の場合の問題点は、完全変態と不完全変態の昆虫にはある規則性があるのか?もしあるなら、完全変態する昆虫と不完全変態する昆虫というのがある程度たくさん知識としてそれぞれ持っているということが前提で授業ができます。
でも、本当に規則はあるのでしょうか?
2. Posted by sakai   2005年09月27日 19:53
完全変態の昆虫と不完全変態の昆虫を知るのは知識ですね。そのうえで、口(食べ物)に着目して考えられたり、区別(規則?)が見つけられたらいいんじゃないでしょうか。
3. Posted by たかあき   2005年09月28日 20:40
さなぎになるかならないかは昆虫の「勝手」のような気がします。さなぎなると動かなくていいとか、さなぎになると動けないので早く成虫になりたいとか、いろいろな思いがあるようです(笑)
昔からさなぎの羽化は温度と関係があることが調べられています。また、指導案を清書して持っていきますので、ご指導よろしくお願いいたします。
>ほりせんせい

チョウは卵→幼虫→さなぎ→成虫
バッタは卵→幼虫→   →成虫
です。
成長のようすの共通点、相違点を考えることは「思考」といえないでしょうか。同じような議論が本校の職員研修でもありました。このあたりは捉え方もいろいろなような気がします。少し整理したいと思います。
>さかいさん

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