学期末事務の真っ只中、私は不可能なミッションを命ぜられた。それは、480枚×2の支部報を2時間足らずの間に発行し配布すること。印刷するだけならそれも可能だが、原稿を作るためにはたくさんの人と連絡調整しなければならない。そのミッションを遂行するのに4人のメンバーが集められた。
1人目の任務は、会議終了時刻を遅らせ、配布のための時間を稼ぐこと。「あのー。そのー。ええとー。」といいながら、1時間の会を1時間半に伸ばした。
2人目の任務は、部報の内容作り。各校に電話をかけまくり、分科会の司会者や記録者を次々に決めていく。
3人目は私。2人目の補助をし、電話をかけながら決まった事項をすばやくパソコンに入力し原稿を作成する。
4人目は印刷補助。できた原稿を市内32校それぞれ異なる枚数ごとに仕分けなければならない。印刷機にはあらかじめ私が枚数をプログラムしているので、ポーズがかかるごとにプリントアウトを取り出し、スタンプを押し、束にしていく。
印刷は3人で行った。普段一人で40分かかる工程がわずか10分でできた。印刷機が遅く感じられた。しかし、途中で電話がかかってきた。私は無視しようと思ったが、紙を束ねている4人目が作業をしながら肩で受話器を支え応対をした。戦う集団だなと思った。
以上、4人のメンバーの協力のもと、不可能と思われていたミッションが完結した。