2015年08月
2015年08月31日
ルメリ・ヒサルは現在工事中
ボアジチ大学からルメリ・ヒサルまで、徒歩で坂を下った。ルメリ・ヒサル(Rumeli Hisarı)は、メフメット2世が1452年に建造した要塞である。
「地球の歩き方2015〜16 イスタンブールとトルコの大地、p.173」には、入場料が5TLと書いてあったが、実際は10TLだった。ここ数年で物価がかなり上昇しているらしい。
ルメリ・ヒサルは、ボスポラス海峡の最も狭いところ(幅約700m)にある。対岸には、1390年頃、バイェズィド1世により建てられたアナドル・ヒサルがある。
中に入ると、大砲や大きな丸い石がたくさんあった。昔は、巨大な塔からボスポラス海峡を行き交う船を攻撃していたのだろう。
残念ながら、塔の中は工事中ということで見学できなった。しかし、城塞の中はきれいに整備され、ボスポラス第二大橋や船をよい角度で見ることができた。ゆっくりするのに適した場所だった。
「地球の歩き方2015〜16 イスタンブールとトルコの大地、p.173」には、入場料が5TLと書いてあったが、実際は10TLだった。ここ数年で物価がかなり上昇しているらしい。
ルメリ・ヒサルは、ボスポラス海峡の最も狭いところ(幅約700m)にある。対岸には、1390年頃、バイェズィド1世により建てられたアナドル・ヒサルがある。
中に入ると、大砲や大きな丸い石がたくさんあった。昔は、巨大な塔からボスポラス海峡を行き交う船を攻撃していたのだろう。
残念ながら、塔の中は工事中ということで見学できなった。しかし、城塞の中はきれいに整備され、ボスポラス第二大橋や船をよい角度で見ることができた。ゆっくりするのに適した場所だった。
ルメリ・ヒサル
ファーティヒ・スルタン・メフメットの命令で、1452年に建設された。ヒサル設計者は建築家ムスリヘッディン・アーだといわれている。ヒサルにある3つの塔は、それぞれハリル・パシャ(将軍)、サルジャ・パシャ、ザーノス・パシャの命令で建設され、塔の名にも彼らの名前がついている。これらの塔を互いに結ぶ城壁と小さな塔の建設は、ファーティヒ・スルタン・メフメットの管理下で行われた。イスタンブールが征服された後、サルジャ・パシャ塔は政府の刑務所になった。19世紀になるとヒサルの重要性はほとんどなくなったため、放棄された。1953年〜1958年に大幅な改修工事が行われ、1958年に一般公開される。
アリ・クルチュカヤ『文明の交差する国トルコ』Silk Road Publications, 2010, p.42
2015年08月11日
日本からの荷物が届かない
日本から海外に荷物を発送するのに便利なのは、日本郵便のEMS(国際スピード郵便)です。中近東エリアでしたら、6kgで9,600円です。日本からトルコまで早ければ1週間で届くこともあります。
海外で生活をしていると、日本のものが無性に欲しくなります。息子はじゃがりこが好きです。日本の家族から荷物が届くときは、みんなで段ボールの前で撮影して、日本に連絡するほどうれしいものです。
しかし、今日は納得できないことがりました。7月21日に日本から発送された荷物が届かなかったことです。
荷物の追跡は、日本側から郵便追跡サービスで行うことができます。
トルコ側からは、PTTの追跡サービスが利用できます。
どちらも、日本の発送時の伝表に書いてある AA123456789JP という問い合わせ番号で検索ができます。
今回、トルコ側から追跡をすると、7月21日はイスタンブール・アタチュルク空港に荷物が届いていました。22日と23日通関手続きがありました。その後、記録が7月27日となり、イスタンブール・ヨーロッパ側国際郵便処理センター(俗名アイコサン)に取り置き状態になっていました。
通常なら、荷物に問題があり、取りに来なさいという通知が来るのですが、今回はありませんでした。そこで、アイコサンに取りに行くと、係の人は「あなたが荷物を取りに来ないので空港まで送り返した」という返事をしました。
その場で、荷物をまた送り返してほしいという内容の書面を作成し、2日後に同じ場所に取りに行くことになりました。
トルコの郵送事情は、よく理解できないことが多いです。固定電話の請求書が届かず、電話を止められたこともありました。
荷物によっては、受け取りに手数料が発生します。印紙税という名目で、0.6TLや、関税が加わり3.6TLのこともあります。中身によっては、40TLや80TLの追加税を支払うこともあります。
前回もアイコサンに来たのですが、目の前で段ボールを切り裂かれ、中身をチェックされ、伝票に手書きで80TLなどとかかれ、窓口で支払いをしました。追加金額はその場の雰囲気で決めているような感じです。
先輩駐在員の話を聞くと、次の4点の注意事項があることがわかりました。
(1)大きな段ボールは運ぶのが大変だから取りに来いと言われる可能性が高いので、小さな郵便局の段ボールを使用して発送してもらう。日本語が書かれた段ボールは、多くの荷物から探すときに便利。
(2)中身の金額は実際よりも少なく書く。合計1万円を超えると届かないことが多い。
(3)化粧品、機械類があると必ず止められるので入れない。
(4)CDや本に付属しているDVDがあると届きにくい。
何度も荷物を取りに空港近くに足を運ぶのは大変手間なため、NOTER(公証人)で作成した委任状を持って、ドライバーに取りに行ってもらう人も多いようです。
海外で生活をしていると、日本のものが無性に欲しくなります。息子はじゃがりこが好きです。日本の家族から荷物が届くときは、みんなで段ボールの前で撮影して、日本に連絡するほどうれしいものです。
しかし、今日は納得できないことがりました。7月21日に日本から発送された荷物が届かなかったことです。
荷物の追跡は、日本側から郵便追跡サービスで行うことができます。
トルコ側からは、PTTの追跡サービスが利用できます。
どちらも、日本の発送時の伝表に書いてある AA123456789JP という問い合わせ番号で検索ができます。
今回、トルコ側から追跡をすると、7月21日はイスタンブール・アタチュルク空港に荷物が届いていました。22日と23日通関手続きがありました。その後、記録が7月27日となり、イスタンブール・ヨーロッパ側国際郵便処理センター(俗名アイコサン)に取り置き状態になっていました。
通常なら、荷物に問題があり、取りに来なさいという通知が来るのですが、今回はありませんでした。そこで、アイコサンに取りに行くと、係の人は「あなたが荷物を取りに来ないので空港まで送り返した」という返事をしました。
その場で、荷物をまた送り返してほしいという内容の書面を作成し、2日後に同じ場所に取りに行くことになりました。
トルコの郵送事情は、よく理解できないことが多いです。固定電話の請求書が届かず、電話を止められたこともありました。
荷物によっては、受け取りに手数料が発生します。印紙税という名目で、0.6TLや、関税が加わり3.6TLのこともあります。中身によっては、40TLや80TLの追加税を支払うこともあります。
前回もアイコサンに来たのですが、目の前で段ボールを切り裂かれ、中身をチェックされ、伝票に手書きで80TLなどとかかれ、窓口で支払いをしました。追加金額はその場の雰囲気で決めているような感じです。
先輩駐在員の話を聞くと、次の4点の注意事項があることがわかりました。
(1)大きな段ボールは運ぶのが大変だから取りに来いと言われる可能性が高いので、小さな郵便局の段ボールを使用して発送してもらう。日本語が書かれた段ボールは、多くの荷物から探すときに便利。
(2)中身の金額は実際よりも少なく書く。合計1万円を超えると届かないことが多い。
(3)化粧品、機械類があると必ず止められるので入れない。
(4)CDや本に付属しているDVDがあると届きにくい。
何度も荷物を取りに空港近くに足を運ぶのは大変手間なため、NOTER(公証人)で作成した委任状を持って、ドライバーに取りに行ってもらう人も多いようです。
2015年08月08日
パザル(Pazar: 青空市場)で買い物
イスタンブール新市街地では、毎日決まった場所でパザル(Pazar: 青空市場)が開催されます。夏休みに入り、妻の荷物持ちとしてパザルに買い物に行くことが多くなりました。
パザルの開催場所は、普段は路地なのですが、開催日に露店が集まり賑やかになります。品物は野菜、果物、魚(禁漁期間は無し)、アクセサリー、服、日用雑貨、おもちゃ、など豊富です。特に、野菜や果物は、スーパーと比べて新鮮で安いです。
ボアジチパザルの今日の一番は、桃でした。1kgで3TL(約150円)でした。トルコ語で必要な個数や重さを言って、購入します。帰りは、荷物がいっぱいで持ち運びが大変です。
土曜日に開催しているボアジチパザルは、ボアジチ大学のすぐ近くです。最寄りのバス停は、RUMELİ HİSARUSTUです。ルメリ・ヒサルはバスの発着点なので、いろいろなバスにすぐに乗れて便利です。
イスタンブール新市街地のパザル情報
パザルの開催場所は、普段は路地なのですが、開催日に露店が集まり賑やかになります。品物は野菜、果物、魚(禁漁期間は無し)、アクセサリー、服、日用雑貨、おもちゃ、など豊富です。特に、野菜や果物は、スーパーと比べて新鮮で安いです。
ボアジチパザルの今日の一番は、桃でした。1kgで3TL(約150円)でした。トルコ語で必要な個数や重さを言って、購入します。帰りは、荷物がいっぱいで持ち運びが大変です。
土曜日に開催しているボアジチパザルは、ボアジチ大学のすぐ近くです。最寄りのバス停は、RUMELİ HİSARUSTUです。ルメリ・ヒサルはバスの発着点なので、いろいろなバスにすぐに乗れて便利です。
イスタンブール新市街地のパザル情報
曜日 | 場所 |
月 | Ulus ウルス |
火 | Arnavutokoy アルナブトキョイ 4.Levent 4レベント kadikoy カドキョイ |
水 | Ortakoy オルタキョイ |
木 | Sosyete ulus ソシエテ ウルス |
金 | |
土 | Besiktas ベシクタシュ bogazici ボアジチ大学付近 |
日 | Mecidiyekoy メシディエキョイ Taksim タクシム |
2015年08月07日
トルコの新聞 Hurriyet に平和イベントの様子が掲載
広島原爆投下の8月6日に合わせて開催された、イスタンブールおもちゃ博物館の平和イベントの様子が、トルコの新聞社 Hurriyetに掲載されました。
娘も参加していました。記者からトルコに住んでいる日本人ということでインタビューを受けていました。
記者:「先ほど涙を流していたのは、原爆で亡くなった佐々木禎子さんのことを思ってですか?」(トルコ語)
娘:「・・・。」
親:(折り鶴の作り方が途中でわからなくなって、泣いてたねん。)
インタビューの詳細は、HurriyetのWebページで読めます。
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/29750731.asp
Hurriyetはトルコでも有名な新聞のようです。ちなみに、新聞は下の写真のように販売されています。1部90クルシュ(43円)です。サッカーの紙面が大変多いです。
娘も参加していました。記者からトルコに住んでいる日本人ということでインタビューを受けていました。
記者:「先ほど涙を流していたのは、原爆で亡くなった佐々木禎子さんのことを思ってですか?」(トルコ語)
娘:「・・・。」
親:(折り鶴の作り方が途中でわからなくなって、泣いてたねん。)
インタビューの詳細は、HurriyetのWebページで読めます。
http://www.hurriyet.com.tr/gundem/29750731.asp
Hurriyetはトルコでも有名な新聞のようです。ちなみに、新聞は下の写真のように販売されています。1部90クルシュ(43円)です。サッカーの紙面が大変多いです。
2015年08月06日
イスタンブールで平和祈念イベント
イスタンブールのアジア側にあるおもちゃ博物館(İSTANBUL OYUNCAK MUZESİ)で開催された、8月6日平和祈念イベントに参加した。
内容は、広島の原爆の話、佐々木禎子さんの生涯、トルコと日本の子どもが一緒に平和を祈念して折り鶴を作成、軽食交流、など。
日本から遠く離れたトルコの地で、トルコ人主催の原爆をテーマにした平和祈念イベントが開催されたことに感銘を受けた。
イスタンブールおもちゃ博物館
http://www.istanbuloyuncakmuzesi.com/
内容は、広島の原爆の話、佐々木禎子さんの生涯、トルコと日本の子どもが一緒に平和を祈念して折り鶴を作成、軽食交流、など。
日本から遠く離れたトルコの地で、トルコ人主催の原爆をテーマにした平和祈念イベントが開催されたことに感銘を受けた。
イスタンブールおもちゃ博物館
http://www.istanbuloyuncakmuzesi.com/
2015年08月05日
イスタンブールの渋滞は世界一
イスタンブールの道路渋滞は、世界一です。TomTom社調べ(4/1)。2020年のオリンピック開催地で、イスタンブールが東京に負けた原因は交通渋滞にあったと言われています。
午前中の道路は比較的空いていますが、午後3時頃から段々混み始め、夕方にピークを迎え、夜まで続きます。こうなると歩く方が早いです。
渋滞になると、高速道路で物を売る人が出現します。初めて目にしたときは文化の違いに驚きました。水やシミット(ドーナッツ状のごまパン)を始め、花、風船、おもちゃなど、かなり多様な商品が登場します。この写真には、故障で乗り捨てられたメトロバス(2連結の高速バス)が写っています。
しかし、この物を売る人たちはどこから登場するのでしょう。日本なら高速道路に立ち入ることは難しいと思います。それに危険です。
もちろん交通管理局も渋滞対策をします。例えば、6月16日には1日1万台が運行できるようにカーフェリーを増便することが決定されました。
また、対処策として、ボスポラス大橋では、夕方、ヨーロッパ側からアジア側への交通が多いので、ヨーロッパ側の1車線をアジア側の車に解放しています。これでアジア側へ5車線、ヨーロッパ側へ3車線の高速道路になります。しかし、高速道路で中央分離帯なしで対向車が走ってくるのは恐怖です。
午前中の道路は比較的空いていますが、午後3時頃から段々混み始め、夕方にピークを迎え、夜まで続きます。こうなると歩く方が早いです。
渋滞になると、高速道路で物を売る人が出現します。初めて目にしたときは文化の違いに驚きました。水やシミット(ドーナッツ状のごまパン)を始め、花、風船、おもちゃなど、かなり多様な商品が登場します。この写真には、故障で乗り捨てられたメトロバス(2連結の高速バス)が写っています。
しかし、この物を売る人たちはどこから登場するのでしょう。日本なら高速道路に立ち入ることは難しいと思います。それに危険です。
もちろん交通管理局も渋滞対策をします。例えば、6月16日には1日1万台が運行できるようにカーフェリーを増便することが決定されました。
また、対処策として、ボスポラス大橋では、夕方、ヨーロッパ側からアジア側への交通が多いので、ヨーロッパ側の1車線をアジア側の車に解放しています。これでアジア側へ5車線、ヨーロッパ側へ3車線の高速道路になります。しかし、高速道路で中央分離帯なしで対向車が走ってくるのは恐怖です。