2011年05月
2011年05月31日
2011年05月30日
小3理科「風やゴムのはたらき」の研究授業
3年生理科「風やゴムのはたらき」(啓林館)の研究授業をした。本時のねらいは「輪ゴムを引っ張る長さや、輪ゴムの本数を変えると、ゴムの力が変わる」ことを思考・表現させることである。
本単元では、課題-予想-実験-結果-考察という理科の問題解決学習を、児童は初めて学習した。そのため、ワークシートを工夫して、考察の際には課題に立ち返らせ、わかったことを書きやすくした。
また、実験結果をわかりやすく整理するために、実験動画を再生し、「かけるもん」(エルモ)を使って移動距離を書き込みした。
本校では、「個の学びを集団で生かし、集団の学びを個に生かす」という「活用」を意識した授業づくりを目指している。本時の後半では、「的入れゲーム」を行い、本時で学んだことを生かす場面を設定した。しかし、実際の授業では、児童に十分活動をさせるだけの時間が確保できなかった。
事後研修では、校長より「教師の授業力」に関する講話を聞いた。学級経営を振り返るチェックリストをもとに話をされた。日ごろの取り組みを振り返るよい機会となった。今後もよりよい授業ができるように、子どもたちとがんばっていこうと思った。
指導案「風やゴムのはたらき」(PDF)
2011年05月29日
2011年05月28日
2011年05月25日
3年生理科「風やゴムのはたらき」
まず、課題「風が強くなると風がものをうごかす力も強くなるのだろうか」に対して、児童は次の2点を予想をした。第1は「風が強くなると、遠くまで車が走る」。第2は「風が強くなると、車が速く走る」。教科書の流れは、前者のほう。
次に、実験方法を考えた。子どもたちは多様な思考をしていた。第1の予想では、車の移動距離を計測すればいい。第2の予想では、決められた距離を移動する時間を計測すればいい。
最後に、2つのグループにわかれて実験した。一人ずつ送風機の前に車を置き、実験をした。結果は床にテーピングをしたり、黒板にタイムを書いたりした。ここで時間切れ。
実験の様子は、エルモの実物投影機とかけるもんに付属の「Image Mate Accent」というソフトを活用して、動画撮影した。かけるもんを使うと、動画に簡単に書き込みができるので便利。
送風機を並列し、同時に車を走らせると、風の強弱によって移動距離が異なることが一目瞭然になる。明日は、結果の整理と考察を行う。実験の動画を再生し、それぞれの車の停止場所に赤線をひいて、風の強さによる移動距離の違いを考えさせよう。
2011年05月24日
オオムラサキの幼虫を飼育
丹波の森公苑の足立隆昭さんが来校された。学校の裏山である「あかつき山」で栽培しているエノキ4本に、合計7匹の幼虫を放していただいた。
昨年、育てていたオオムラサキの幼虫も2匹いたが、1匹はアリに食べられて顔だけが残っていた。
もうすぐさなぎになるぐらい大きく育った6齢幼虫を、一人ひとりが触っていった。吸盤のようなものが付いている脚がくすぐったい。幼虫の体は見た目より柔らかい。
兵庫県教育委員会が発行している『心がつむぐ兵庫のきずな 兵庫県道徳副読本 小学校3・4年』(2011年)のpp.4-9に、「オオムラサキのたん生」という資料がある。
6月中旬には、成虫が誕生しそう。子どもたちと継続観察していきたい。
2011年05月23日
2011年05月21日
若手教師へのメンタリングを行うミドル・リーダーのためのハンドブックの開発
大阪教育大学で開催された「若手教師へのメンタリングを行うミドル・リーダーのためのハンドブックの開発」に関する会議に出席した。これは、高知大学の島田先生が平成23年度パナソニック教育財団先導的実践研究助成に採択されたプロジェクトだ。
若手教師の採用増加で、若手教師への助言・指導などの指導的役割が中堅教師に期待されている。そこで、ミドルリーダーのメンタリング力向上に視する教材・研修の機会が求められているという研究の背景は、今の時代に適している。
今日は、学校教育におけるメンタリングの場面を分類した。会議のメンバーは、全国的に活躍されている先生が多い。他府県のメンタリングに関する情報交換ができたことも有意義だった。
2011年05月20日
パナソニック教育財団第37回実践研究助成 助成金贈呈式
東京都荒川区東日暮里のホテルラングウッドで開催されたパナソニック教育財団第37回実践研究助成 助成金贈呈式に出席した。
まず、理事長の遠山敦子先生の挨拶があり、文科省生涯学習政策局長の板東久美子氏の祝辞があった。そして、下田さんから4.5倍だったという選考経過報告がされた。
遠山先生からは直々に奨励状をいただいた。恐縮した。
次に、「くるま座ディスカッション」をした。奈良教育大学の小柳先生から助言をいただいた。小柳先生は日本教育工学会でご一緒したことがあり、気さくに語りかけていただいた。同じ近畿3グループでは、河内長野市天見小学校の中野先生、高槻市立五領小学校の瀧川先生、大阪府立東百舌鳥高等学校の北野先生と、研究計画について意見を交流した。短時間だったが有意義な時間を過ごすことができた。
最後の情報交流会では、チョコレートタワーを横目に、堀田先生、木原先生、黒上先生、野中先生、豊田先生、永田先生、米田先生、ひろき先生、丹後先生、内田先生、石川さん、と交流できた。兵庫県内の実践研究を推進されている学校と情報交換ができたのが成果。
最近、元気がなかったけれど、自分を信じて「よし、がんばろう」という気持ちになった。