2010年05月
2010年05月30日
2010年05月29日
2010年05月18日
書きつづり,読み合うなかで育つ力
綴方理論研究会 田中定幸 先生の講演を聞いた。言語活動を充実させるヒントをいただいた。
例えば,「自分のなかにあるあいまいなものを分析し統合して言語化する作業が苦手」という児童の実態について。これは,言いたいことをわかりやすく表現することは大人でも大変なので,うなずける。
早速,購入した著書『育てたい表現力』を読んで,作文指導に生かそうと思う。
と思って,自宅に帰るとアマゾンから
高見仁志 (2010) 担任・新任の強い味方!! これ1冊で子どももノリノリ 音楽授業のプロになれるアイディアブック.明治図書
が到着していた。おもしろい内容だったので,あっという間に読めた。明日,職場に持って行き,紹介しようと思う(笑)
2010年05月17日
2010年05月16日
教師ならまず身につけるべき5つの教育技術
向山洋一(2009)『新訂教育技術入門』明治図書を読んだ。p.148に,「以下の5つの教育技術を身につけていない教師なら,その人は「アマの教師」,「勉強しない教師」と判断してさしつかえない」と書かれている。また,「教師が,「それを知らない」というのであれば不勉強と言っていいだろう。」とも書かれている。
私は5つの教育技術がすぐに浮かんでこなかった。つまり,「アマの教師」なのだろう。その教育技術は,次の5つである。
私は5つの教育技術がすぐに浮かんでこなかった。つまり,「アマの教師」なのだろう。その教育技術は,次の5つである。
1 向山式跳び箱指導法
腕を支点とした体重移動を体感させればいい。
2 一時に一事の原則
一時に一事を指示せよ。
3 子どもを動かす法則
最後の行動まで示してから,子どもを動かせ。
4 酒井式描画指導法
かたつむりのようにゆっくりと線を引く。
5 五色百人一首
指導段階を細分化させる。
2010年05月13日
指導案にICT活用の意図を明記する
本校独自の指導案形式を研究推進委員会で協議し、全体に提案した。
見出しは、1日時、2場所、3単元名、4指導にあたって、5単元の系統、6単元の目標、7単元の評価規準、8指導計画、9ICT活用の場面、10本時、11座席表、である。
工夫したところは、7単元の評価規準に、研究テーマである「伝え合う」姿を記入できる欄を設けたこと。そして、9ICT活用の場面を設定したことである。ICT活用の場面は、丹波市立和田小学校の指導案形式を参考した。
見出しは、1日時、2場所、3単元名、4指導にあたって、5単元の系統、6単元の目標、7単元の評価規準、8指導計画、9ICT活用の場面、10本時、11座席表、である。
工夫したところは、7単元の評価規準に、研究テーマである「伝え合う」姿を記入できる欄を設けたこと。そして、9ICT活用の場面を設定したことである。ICT活用の場面は、丹波市立和田小学校の指導案形式を参考した。
ICT活用の場面5月31日は、特別支援学級の研究授業がある。今回提案した指導案形式は算数や理科を対象としている。つまり、特別支援学級を対象にした指導案形式ではない。これについては、今後の課題にしたい。
□課題の提示 □動機づけ □教師の説明資料 □児童の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他
2010年05月12日
フレッツ光の訪問販売員
フレッツ光の訪問販売員が夜8時にやって来た。チャイムがなったので,ドアをあけると「NTTの田中です」と自己紹介される。
名刺にはNTT販売パートナー 株式会社DIPRO ソリューション大阪営業部と書かれている。また,NTTフレンドリーショップテレポケットや,BIGLOBE,OCNのロゴマークが印刷されている。
そこで,「あれ?株式会社DIPROの方ですよね。NTTさんじゃないですね」ととぼけてみる。大阪ガス代理店が「大阪ガスの者です」と名乗って営業するのと同じ行為で,この手の自己紹介には警戒してしまう。
「インターネットはお使いですか」と聞くので,実は故障中の「Yahoo!BB ADSL 8Mを使用してる」と答えた。(Yahoo! BB の解約手続き 参照)
すると,「光にしませんか。光は速いですよ。光は1秒間で地球7周半もするんです。ADSLは1秒間で360mです」と営業台詞をいう。
ADSLは電話回線を使った電気信号のやりとりである。そして,電気の伝わる速さは理論的にほぼ光速である。どうも,光速と音速を比較して,83倍ほど速いといいたいようだ。しかし,回線速度は,光では100MbpsでADSLは8Mbpsである。この差は12.5倍で,光速と音速を比較しても,おかしな数値になる。つまり,この話はでたらめである。
そこで,「それって,ADSLは音速ということですか」と問い直す。販売員はしばらく考えて,「1秒間に360mなので音速ということですね」と初めて気づいたようにいう。この販売員は,ADSLは音声でデータ通信をしていると思っているようだ。昔のモデム音「ピー・ヒョロヒョロ・ガー」が私の頭に鳴り響いた。
その後,話せば話すほどに論理に矛盾があり,うそも多いことから不信感を持った。「せめて,お名前と電話番号の記入を」と言われたが,お引き取り願った。NTTならば,夜中の訪問はありえない。
名刺にはNTT販売パートナー 株式会社DIPRO ソリューション大阪営業部と書かれている。また,NTTフレンドリーショップテレポケットや,BIGLOBE,OCNのロゴマークが印刷されている。
そこで,「あれ?株式会社DIPROの方ですよね。NTTさんじゃないですね」ととぼけてみる。大阪ガス代理店が「大阪ガスの者です」と名乗って営業するのと同じ行為で,この手の自己紹介には警戒してしまう。
「インターネットはお使いですか」と聞くので,実は故障中の「Yahoo!BB ADSL 8Mを使用してる」と答えた。(Yahoo! BB の解約手続き 参照)
すると,「光にしませんか。光は速いですよ。光は1秒間で地球7周半もするんです。ADSLは1秒間で360mです」と営業台詞をいう。
ADSLは電話回線を使った電気信号のやりとりである。そして,電気の伝わる速さは理論的にほぼ光速である。どうも,光速と音速を比較して,83倍ほど速いといいたいようだ。しかし,回線速度は,光では100MbpsでADSLは8Mbpsである。この差は12.5倍で,光速と音速を比較しても,おかしな数値になる。つまり,この話はでたらめである。
そこで,「それって,ADSLは音速ということですか」と問い直す。販売員はしばらく考えて,「1秒間に360mなので音速ということですね」と初めて気づいたようにいう。この販売員は,ADSLは音声でデータ通信をしていると思っているようだ。昔のモデム音「ピー・ヒョロヒョロ・ガー」が私の頭に鳴り響いた。
その後,話せば話すほどに論理に矛盾があり,うそも多いことから不信感を持った。「せめて,お名前と電話番号の記入を」と言われたが,お引き取り願った。NTTならば,夜中の訪問はありえない。
2010年05月11日
「伝え合う」姿を明確にするワークショップを開催
本年度,2回目の校内研修を開催した。1回目は全体計画の提案をした。2回目は,研究テーマを共通理解するために,目指す児童像を教師間で共通理解するためのワークショップを企画した。
場所は,図書室。これは,模造紙を広げるのに適した机があり,共同作業がしやすい環境になっているので選択した。
内容は,(1)趣旨説明5分,(2)個人で付箋紙に書き出す10分,(3)低中高学団でグルーピング30分,(4)学団でまとめたものを発表10分,(5)まとめと今後の取り組み5分,にした。
事前に,研究推進委員会で成果物のイメージを検討した。しかし,実際の作業でできたものはよい意味で予想と全然違うものだった。
例えば,低学年は,伝え合うという認知のプロセスに注目し,その流れに沿って目標設定をされた。中学年は,「伝え方」「聞き方」というように見出しをつけ,2次元のマトリクスに整理しようとした。高学年は,大項目,中項目を設定し,下部に行くほど高度な目標になるように整理された。
私は,このワークショップを企画してよかった。それは,それぞれの教師が研究テーマをどのように解釈しているのかを文字や図で表現し,それを全体で共有できたからである。
今後の課題は,今回の成果物を「研究の構造図」や「つけたい力表」などにしてまとめる方法を考えることである。